本気家 源天 本店

(ホンキヤ ゲンテン ホンテン)

下野市を中心に宇都宮や野木町で5店舗展開する、下野が誇る居酒屋

下野の農家さんたちが一生懸命育ててくれたとっても美味しい地元野菜と、

全国の漁港から直送される旬の鮮魚。

そして皆さんにとびきりの笑顔を提供して地元、下野に火を灯すために、

本気家源天は今日も本気で、お客様をお迎えします!!

 

今回は、「さくら豚ローストポーク」をメインで出店。

さくらポークとは・・・

さくら市の寺内農牧より源天だけの銘柄豚。
上質でさらりとした甘みのある脂身と、繊維が細かく柔らかい食感のロース肉を味わって下さい!!

[出店者からの一言]

下野市内での団体の動きの中にいると、まだ3町の合併に隔たりを感じている。
もっと住みよい街にしていくためには、一体化して何事もやりやすくしていきたい。
このお祭りを皮切りとして、そんな街へ向かっていきたいと思う。

【取材後記】
下野市でオープンしてから8年目になります。
もともと下野市を中心に清掃業を展開していた中、社員の「飲食店をやりたい!」という声から始まった異業種の事業。
田村さんは、お店を主要な道から奥まった場所につくることを決めました。
飲食店は一般的に、人通りが多いところが立地条件として挙げられます。
それとは逆に決めた場所について、田村さんの周りでも「ここではまずやらない」という声が多かったそうです。
そのような中で田村さんがそこに決めた理由は、「地元が好きで町を元気にしたいと思った」「ここで成功すれば何でもできる」という強い意志があったからだそうです。

地域で全く否定的な声が無いわけではないそうですが、暗闇の中に1つの灯がつき、そこに寄ってくるように人が集まって
くることで人の流れを生むことができたことに対し、「スタートがここで良かった」と田村さん。

しかし、他の店とは条件も異なるため、いわゆる“繁盛店の法則”はあてはまらないので常に試行錯誤しながらお店づくりに取り組まれています。
うまく行かないこともあるとのことですが、人づくりを大切にし、「社員はお客さんに育てられている」という意識を持ちながら地域に愛されるお店を目指しています。

農学部を専攻している私ですが、以前農村居酒屋についての興味深い論文を読んだことがあります。
農村という小さな地域の中での居酒屋という場は、コミュニティ活性の場であり、新たな提案や貴重な意見の交わされる場となり、地域になくてはならない場所となっている――
下野市が農村なのか?ということは別にして、このような場はもちろん市内にとって必要不可欠であり、源天さんでは「毎日通うリピーターもいる」ということを聞き、そのような場になっていくのだろう、と私は感じております。

地域を下支えする事業を行ないながら、あらゆる視点で地域をもっと面白くしようと仕掛けるパワーでいっぱいの田村さん。今回お店の事だけでなく他にもいろいろな面白いお話を聞かせていただきました。
下野市の中での大きな人財!人自身が下野市の大きな魅力の1つだと感じた時間でした。

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